カホクザンショウ(zanthoxylumbungeanum)全果抽出物を含有する栄養補給食品組成物
专利摘要:
本発明は、活性成分としてカホクザンショウ(Zanthoxylum bungeanum)全果抽出物を含有する新しい栄養補給食品組成物に関する。「栄養補給食品」という用語は、ここでの用法では、栄養、製薬、および獣医学分野の用途における有用性を表す。組成物は、学習、記憶、および精神的敏捷性などの認知機能の改善、精神病安定性および維持に有用である。 公开号:JP2011505397A 申请号:JP2010536369 申请日:2008-12-03 公开日:2011-02-24 发明作者:エイドリアン ヴァイス,;クラウス キルペルト,;レジーナ ゴラルチュク,;アン フォウラー,;ベルン ムスラー,;アニス,;オリビア メイン‐メシャン,;ハサン モハジェリ, 申请人:ディーエスエム アイピー アセッツ ビー.ブイ.; IPC主号:A61K36-75
专利说明:
[0001] [技術分野] 本発明は、学習、記憶、および精神的敏捷性などの認知機能を改善し、ならびに心理社会的圧力を緩和するための、活性成分としてカホクザンショウ(Zanthoxylum bungeanum)全果(すなわち果実および果皮)抽出物を含んでなる新しい栄養補給食品組成物または食品添加剤に関する。] [0002] [背景技術] 記憶、学習、および敏捷性は、中脳内の、特に情報が処理されて記憶が固定される海馬内の神経回路に依存する。精神能力および学習は、シナプスの柔軟性、すなわち新しい受容体の動員による神経結合の強化、新しいシナプスの形成、および最終的に新しい神経結合の発生に依存する。] [0003] (長期)記憶の形成および脳の効率的な機能は、ニューロン間の伝達強度を強化するための新しいタンパク質の合成に依存する。シナプス強化に充てられる新しいタンパク質の生成は、ニューロン内の化学および電気信号によって始動される。] [0004] 長期増強(LTP)は、短い馴化シナプス前電気的刺激バースト(およそ100Hzで1秒間)に続いて中枢神経系(CNS)内の特定のシナプスで生じる、シナプス伝達の持続性の増強(生体外では数時間、生体内では数日間または数週間)について述べるのに使用される用語である。この現象は、それによって記憶が形成されて脳内に保存される主要機序の1つであると広く見なされる。LTPは、生体外および生きている動物の双方で観察されている。実験条件下では、一連の短い高周波数の電気的刺激をシナプスに与えることで、化学シナプス強度を数分から数時間にわたり増強できる。最も重要なことには、LTPは、生きている動物においてシナプスの柔軟性に寄与し、高度に適応できる神経系の基礎を提供する。] [0005] 2つの異なる受容体タイプ、すなわちN−メチル−D−アスパラギン酸(NMDA)受容体複合体およびα−アミノ−3−ヒドロキシ−5−メチル−4−イソオキサゾールプロピオン酸(AMPA)受容体が、LTP過程に主に関与する。LTP中に、主要な興奮性神経伝達物質グルタメートがシナプス前ニューロンから放出され、シナプス後膜上のAMPA受容体に結合して活性化し、その脱分極を引き起こす。静止膜電位では、NMDA受容体チャネルはマグネシウムイオンによってブロックされるが、シナプス後膜の脱分極がこのブロックを除去し、NMDA受容体の活性化と引き続くカルシウムの細胞内への侵入を可能にする。この細胞内カルシウムの上昇はタンパク質キナーゼを活性化すると考えられ、遺伝子転写および強化タンパク質の構築を引き起こし(Niehoff(2005年)、The Language of Life:How Cells Communicate in Health and Disease,210〜223)、AMPA受容体の強化された感受性をもたらし、ひいては神経伝達とLTP維持をさらに促進する。] [0006] NMDA受容体はNR1−およびNR2−サブユニットのアセンブリーから構成され、グルタメート結合領域はこれらのサブユニットの接合部に形成される。グルタメートに加えて、NMDA受容体は、受容体機能を調節するために共作動薬グリシンを必要とする。グリシン結合部位がNR1サブユニット上に見られるのに対し、NR2サブユニットは、NMDA受容体の機能を調節する制御分子であるポリアミンのための結合部位を保有する。] [0007] 高齢者および若年者の双方、学生、建設労働者、運転手、パイロット、医師、販売員、重役、主婦、「高度専門職」をはじとする毎日の仕事において特に高い記憶および注意力を必要とする個人、および精神的ストレスおよび日々のストレスを受けている人々、ならびに統合失調症などの精神医学的不安定性を起こしやすい人々において、学習、記憶および敏捷性を改善するのに使用してもよい化合物、ならびに栄養補給食品組成物の開発に対する関心の高まりがある。] [0008] したがってNMDA受容体機能を増強し、学習、記憶、および敏捷性を改善できる化合物または栄養補給食品組成物が、高度に望ましいであろう。] [0009] 国際公開第03039570号パンフレットには、脳細胞を保護し、記憶を改善するための川椒(Pericarpium zanthoxyli)(具体的にはカホクザンショウ(Zanthoxylum bungeanum)乾燥果実の皮)抽出物の使用が開示されている。抽出物は、有機溶剤/水の混合物を用いた抽出によって、好ましくは低級アルコール(1〜4個の炭素原子)、アセトン、クロロホルム、塩化メチレン、エーテル、酢酸エチル、またはそれらの混合物を用いた抽出によって調製される。本発明の抽出物は国際公開第03039570号パンフレットで開示されるものとは異なり、本発明では、果実全体から調製された水抽出物を利用し、それを次にアルコール/エーテル混合物で再抽出する。] [0010] 米国特許第6,419,950号明細書(Bombardelliら)にはまた、様々な鎮痛剤および美容用途のための、カホクザンショウ(Zanthoxylum bungeanum)の果皮抽出物の使用について述べてられている。本発明の抽出物はBombardelliらで開示されるものとは異なり、本発明では、果実全体から調製された水抽出物を利用し、それを次にアルコール/エーテル混合物で再抽出する。また本抽出物の用途はBombardelliらの抽出物とは異なる。] [0011] [発明の詳細な説明] 本発明によれば、カホクザンショウ(Zanthoxylum bungeanum)の果実全体(すなわち果皮と果実)の抽出物が、記憶形成および記憶の固定において重要なLTPを誘導する能力を有することが分かった。したがってカホクザンショウ(Zanthoxylum bungeanum)全果抽出物は、認知機能を高めるのに有用である。] [0012] したがって本発明の一態様は、認知機能を高めるためのカホクザンショウ(Zanthoxylum bungeanum)全果抽出物を含んでなる、新しい栄養補給食品組成物である。] [0013] カホクザンショウ(Zanthoxylum bungeanum)の全果抽出物もまた、本発明の一態様である。] 図面の簡単な説明 [0014] 飛び降り試験における誤り率を示すグラフである。a:休薬期間における、ビヒクル処置して年齢をマッチさせた同腹子との有意差。 飛び降り行動試験における電気ショックを回避するまでの遅延時間を示すグラフである。a:休薬期間における、ビヒクル処置して年齢をマッチさせた同腹子との有意差。b:休薬期間における、イチョウ処置陽性対照との有意差。 訓練期間におけるモーリス水迷路中の隠された踏み台を見つけ出すまでの遅延時間を示すグラフである。] [0015] [カホクザンショウ(Zanthoxylum bungeanum)抽出物] サンショウ属(Zanthoxylum)のいくつかの種の果実の果皮は、一般に花椒(SichuanまたはSzechuan pepper)として知られており、チベット、ブータン、ネパール、日本、およびその他のアジア諸国に加えて、特に中国四川省で香味料として広く使用されている。通常使用されるこれらの種としては、カホクザンショウ(Zanthoxylum bungeanum)Max.(中国)、サンショウ(Z.piperitum)DC=サンショウ(Z.sansho)(中国中央部/東部、日本、韓国)、トウザンショウ(Z.simulans Hance)=ツルザンショウ(Z.bungei)(中国、台湾)、およびイヌザンショウ(Z.schinifolium Sieb.et Zucc.)(中国、韓国)が挙げられる。関連種としては、テリハザンショウ(Z.nitidum Roxb.)(DC)(中国、東南アジア半島部)、ザントキシラム・レツァ(Z.rhetsa Pierre)バドランガ変種(var.budranga Pier.)=Z.リモネラ(limonella)(インド北西部、東南アジア半島部)、フユザンショウ(Z.armatum DC)=フユザンショウ(Z.alatum Roxb.)(ヒマラヤ、東南アジア半島部、東アジア)、鷹不泊(Z.avicennae(Lamk)DC)=Z.チドレンス(tidorense)(中国、東南アジア半島部、インドネシア)、および毛刺花椒(Z.acanthopodium DC)(ヒマラヤ東部、中国、東南アジア半島部、スマトラ、インドネシア)がさらに挙げられる(http://www.uni−graz.at/〜katzer/engl/Zant_pip.html参照)。] [0016] 明細書および特許請求の範囲全体を通じた用法で、「カホクザンショウ(Zanthoxylum bungeanum)全果抽出物」という用語は、果皮および全果実の双方を含んでなる抽出物を意味する。] [0017] カホクザンショウ(Zanthoxylum bungeanum)全果抽出物は、動物またはヒト消費用栄養補給食品組成物における使用のために許容可能でなくてはならない。したがって再抽出工程で使用される溶剤は、様々な規制当局により意図される用途について認可されなくてはならない。] [0018] 溶剤抽出法によって調製される典型的なカホクザンショウ(Zanthoxylum bungeanum)全果抽出物は、例えばβ−ピネン、1,8−テルピネン、cis−ピペリトールアセテート、オレイン酸、パルミチン酸、4−テルピネオール、α−サンショール、γ−サンショール、ヒドロキシ−α−サンショール、ヒドロキシ−β−サンショール、ヒドロキシ−γ−サンショール、α−ピネン、サビネン、ミルセン、β−フェランドレン、リナロール、イソプレゴール、テルピネン−4−オール、α−テルピネオール、ピペリトン、α−ヒドロキシ−4,6−ジメトキシアセトフェノン、コクサギン、スキンミアニン、ハプロピン、ヘルニアリン、n−ノナコサン、o−シメン、キサントキシリン、ヒペリン、クエルシトリン、ケルセチン、イソクエルシトリン、ルチン、ミレシチン、ミリシトリン、ケンペロール、ルテオリンを含有する。] [0019] 好ましい抽出では、果実および果皮は破砕され熱水抽出され、引き続いて蒸発または噴霧乾燥のどちらかによって乾燥される。次に得られた抽出物をメタノールなどのアルコールを使用して再抽出する。この方法によって作られるこの抽出物もまた、本発明の一態様である。] [0020] [本発明により改善される状態] 本発明の文脈で「処置」とはまた、共同処置ならびに予防、症状を軽減し、発症時期を延ばし、重症度を低下させることを包含する。予防はまた、健康状態の維持に関係する。] [0021] 明細書および特許請求の範囲全体を通じて、「改善された認知機能」という用語は、次のような良好な認知性およびバランスをサポートし維持する状態を指すことを意図する。 ●次をはじめとする強化された学習 ○言語処理 ○問題解決 ○知的機能 ●心理社会的負担に対処する能力 ●強化された注意力および集中力 ●強化された記憶および想起能力、特に短期記憶 ●強化された精神的敏捷性および精神的覚醒状態、精神的疲労の低減 ●次をはじめとする精神的状態の安定化 ○分娩後の病状の緩和 ○パートナー、子供との離別、愛する人の死亡、または結婚生活の問題に起因する心理的負担の緩和 ○転居、転職または類似した出来事に付随する問題の緩和 ○交通事故に続くストレスの多い状態またはその他のネガティブな社会的圧力の緩和 ●次をはじめとするストレス緩和 ○作業過負荷、疲労および/または燃え尽きに関連した症状の治療、予防、および軽減 ○ストレスに対する抵抗性または耐性の増大 ○健常人におけるリラクセーションのサポートおよび促進 ●次をはじめとする「状態改善」 ○過敏および倦怠感の低減 ○肉体的および精神的疲労の低減、予防または軽減 ○病人または健常人における良質な睡眠の促進、すなわち不眠症および睡眠障害への対抗、およびエネルギーのより概括的な増大] [0022] 本発明の好ましい一態様では、特に、強化された認知機能および/または心理社会的サポートに対する特別な必要性を感じる人々のために、組成物を栄養補給剤として使用してもよい。強化された認知機能から恩恵を受けるであろう人々の非総記的一覧には、次が含まれる。 高齢者、 学生または試験準備中の人々、 多大な学習をしている子供、すなわち乳児、幼児、就学前児童、および就学児童、 建設労働者、または潜在的に危険な機械類を操作する人々、 トラック運転手、パイロット、鉄道運転士、またはその他の運輸専門職、 航空管制官、 販売員、重役、およびその他の「高度専門職」、 警察官および兵士、 主婦、 またはスポーツ競技者、チェス競技者、ゴルファー、(俳優、音楽家などの)職業的パフォーマーなどの毎日の仕事において多量のストレスに曝されるあらゆる人々、または毎日の仕事において特に高度な注意力/集中力/高い精神的および心理的能力を必要とする人々。] [0023] これらの改善を達成するために、数日間(例えば少なくとも6または10日間)にわたる投与が推奨され、数週間にわたる毎日の投与が一般に好ましい。] [0024] ヒトへの応用の他に、本発明の組成物は獣医学界における追加的用途を有する。強化された認知機能から恩恵を受ける動物としては、ストレスの多い状況に置かれる動物が挙げられる。このような状態は、例えば捕獲または輸送後に起き、または畜舎環境(居住場所または飼い主の変更)に起因するかもしれず、動物が類似性障害を発生し、苦痛を感じ、または攻撃的であり、または常同行為、または不安および強迫行動を示す場合に生じる。ストレスを被る動物としては、競技用動物(例えばイヌ、ウマ、ラクダ)、または様々なスポーツで使用される動物、芸当する動物(サーカス動物、および舞台、テレビまたは映画に出演する動物など)、および馬場馬術およびその他の高度に訓練された動作を演じるウマもまた挙げられる。] [0025] 好ましい「動物」は、ペットまたはコンパニオンアニマルおよび家畜である。ペットの例は、イヌ、ネコ、鳥、観賞魚、モルモット、(ジャック)ウサギ、ノウサギ、およびフェレットである。家畜の例は、水産養殖魚、ブタ、ウマ、反芻動物(畜牛、ヒツジ、およびヤギ)、および家禽である。] [0026] [栄養補給食品の用途/調合/投薬] 「栄養補給食品」という用語は、ここでの用法では、栄養および製薬分野用途の双方における有用性を表す。したがって新しい栄養補給食品組成物は、食品および飲料に対する栄養補給剤として、そしてカプセルや錠剤などの固形製剤、または溶液や懸濁液などの液剤であってもよい、経腸的または非経口用途のための医薬製剤として使用できる。] [0027] 本発明による栄養補給食品組成物は、保護親水コロイド(ガム、タンパク質、加工デンプンなど)、バインダー、塗膜形成剤、封入剤/材、壁/シェル材料、マトリックス化合物、コーティング、乳化剤、表面活性剤、可溶化剤(油、脂肪、ワックス、レシチンなど)、吸着材、キャリア、充填材、共化合物、分散剤、湿潤剤、加工助剤(溶剤)、流動化剤、味覚マスキング材、増量剤、ゼリー化剤、ゲル形成剤、抗酸化剤、および抗菌剤をさらに含有してもよい。] [0028] さらに本発明の栄養補給食品組成物にマルチビタミン剤およびミネラル補給剤を添加して、食生活によっては欠けている適量の必須栄養素を得てもよい。マルチビタミン剤およびミネラル補給剤はまた、疾患予防と、生活習慣パターンに起因する栄養損失および欠乏症からの保護のためにも有用である。] [0029] 本発明による栄養補給食品組成物は、例えば食品または飼料(のための添加剤/栄養補給剤)、食品または飼料プレミックス、強化食品または飼料、錠剤、丸薬、顆粒、糖衣丸、カプセル、および粉末および錠剤などの発泡性調合物などの固形形態の、または例えば飲料、ペースト、および油性懸濁液などの溶液、エマルジョンまたは懸濁液などの液体形態の、特に経口投与に標準的なあらゆる形態である、身体に投与するのに適したあらゆるガレヌス製剤形態であってもよい。ペーストは硬質または軟質シェルカプセルに組み込まれてもよく、カプセルは例えば(魚、ブタ、家禽、ウシ)ゼラチン、植物タンパク質またはリグニンスルホネートのマトリックスを特徴とする。その他の使用形態の例は、経皮、非経口または注射投与のためのものである。食餌および医薬組成物は、制御(遅延)放出製剤の形態であってもよい。] [0030] 食品および酪農製品の例としては、例えばマーガリン、スプレッド、バター、およびチーズが挙げられる。] [0031] 強化食品の例は、シリアルバー、およびケーキやクッキーなどのベーカリー製品、およびポテトチップである。] [0032] 飲料は、非アルコールおよびアルコール飲料、ならびに飲用水および液体食品に添加するための液体調製品を包含する。非アルコール飲料は、例えば清涼飲料、スポーツドリンク、果汁、レモネード、茶、およびミルクベースの飲料である。液体食品は、例えばスープおよび酪農製品である。カホクザンショウ(Zanthoxylum bungeanum)全果抽出物を含有する栄養補給食品組成物は、成人が1食当たり好ましくは10〜3000mg、より好ましくは50〜2000mg、最も好ましくは100〜1000mgのカホクザンショウ(Zanthoxylum bungeanum)全果抽出物を消費するように、清涼飲料、エネルギーバー、またはキャンディに添加されてもよい。] [0033] 栄養補給食品組成物が医薬製剤であれば、組成物は、薬学的に許容できる賦形剤、希釈剤またはアジュバントをさらに含有する。それらの調合のために、例えばRemington’s Pharmaceutical Sciences、第20版、Williams & Wilkins,PA,USAで開示されるような標準技術を使用してもよい。経口投与のためには、好ましくは錠剤およびカプセルが使用され、それは例えばゼラチンまたはポリビニルピロリドンなどの適切な結合剤、例えば乳糖またはデンプンなどの適切な充填材、例えばステアリン酸マグネシウムなどの適切な潤滑剤、および任意にさらなる添加剤を含有する。好ましいのは投与単位当たり、例えば錠剤またはカプセル当たり2.5〜1000mg、より好ましくは12.5〜750mg、最も好ましくは25〜500mgのカホクザンショウ(Zanthoxylum bungeanum)全果抽出物誘導体を含有する調合物である。] [0034] 本発明をより良く例証するために、以下の制限を意図しない例を提示する。] [0035] [実施例1] [カホクザンショウ(Zanthoxylum bungeanum)全果抽出物の調製] 水抽出物原液を陝西嘉禾植物化工有限責任公司(中国西安市710075)から購入した。次にカホクザンショウ(Z.bungeanum)全果の水抽出物を蒸発または噴霧乾燥によって乾燥させ(10:1の原料および抽出物比)、アルコール/エーテル混合物(例えばメタノールおよびメチル−tert−ブチルエーテル(MTBE))で再抽出し、本発明で使用される特定の抽出物を得た。] [0036] [実施例2] [海馬切片培養] ギロチンを使用して7日齢のウィスター系ラットを断頭した。1分未満内に開頭して大脳半球を分離して取り出し、双方の海馬を切り出して、137mM NaCl、5mM KCl、0.85mM Na2HPO4、1.5mM CaCl2、0.66mM KH2PO4、0.28mM MgSO4、1mM MgCl2、2.7mM NaHCO3、1mMキヌレン酸、および0.6%D−グルコースを含有する氷冷緩衝液に入れた。] [0037] 同一緩衝液中で、振動刃ミクロトーム(VT1200S);Leica Microsystems(Schweiz)AG,Heerbrugg,スイス国)を使用して、海馬の横断切片(400μm)を調製した。海馬切片を膜インサート(Millicell Culture Plate Inserts、0.4μm)に個別にのせて、35℃、5%CO2、湿度95%で、25%熱不活性化ウマ血清、1×GlutaMAX、1×ペニシリン/ストレプトマイシン、0.6%グルコース、および1mMキヌレン酸を含有する、BMEおよびMEM(どちらもインビトロジェン(Invitrogen)から)の1:1混合物を含有する培養液中で培養した(Stoppini,BuchsおよびMuller(1991年),J.Neurosci.Methods,37(2),173〜82)。] [0038] 48時間の培養後に、140mM NaCl、5mM KCl、1.3mM CaCl2、25mMHEPES(pH7.3)、33mM D−グルコース、および0.02mMビククリンメチオダイド中で15分間にわたり、カホクザンショウ(Zanthoxylum bungeanum)全果抽出物の添加によってシナプスのNMDA受容体を活性化した。サルコシン(100μM)およびALX5407(20nM)を陽性対照として慣例的に使用した。追加的な陽性対照は、姉妹培養物への200μMのグリシンの添加を含んでなった。処置後に切片を洗浄して、免疫組織化学的検査のために固定した。常態では長期増強と関連付けられている強化されたシナプス活性のマーカーを定量化し、学習および記憶の生体外モデルとした(下の表1参照)。] [0039] ] [0040] 海馬培養物のカホクザンショウ(Zanthoxylum bungeanum)全果抽出物による処置は、LTPに典型的な生化学的マーカーを誘発した(pCREB:cAMP応答要素結合タンパク質の活性化型;GluR1:AMPA受容体1の細胞表面存在)。pMAPK(マイトジェン活性化タンパク質キナーゼの活性化型)は、カホクザンショウ(Zanthoxylum bungeanum)全果抽出物により活性化されなかった。] [0041] [実施例3] [2つの伝統的な齧歯類の学習および記憶モデルにおけるサンショウ(Zanthoxylum)全果抽出物の効果:1−飛び降り試験] 連合学習および記憶パラダイムである飛び降り試験をマウスに実施した。反応ボックスの底に36Vの電気格子を装着し、マウスを個別に反応ボックスに入れた。動物が電気ショックを受けた際、それらの正常な反応は絶縁踏み台上に飛び上がって疼痛刺激を避けることである。格子上に飛び降りて戻った動物の大部分は、電気ショックを受けると迅速に飛び上がり踏み台に戻った。動物は5分間にわたり訓練され、各マウスがショックを受けた回数、または誤りを犯した回数を記録した。このデータは学習データを構成した。24時間(訓練日)および48時間(試験日)に再試験を行い、これらの試行は記憶力テストの役割を果たした。各群でショックを受けた動物数、踏み台から飛び降りるまでの時間、および最初の3分間の誤り回数を記録した。8日目の訓練終結の5日後に、記憶の減退を試験した(休薬試験)。] [0042] 試験は3つの試験群(各群当たりn=12)を含んだ。全てのマウスは、研究全体を通じて、毎日経口胃管栄養法を通じて試験物質またはビヒクルを投与された(10ml/kg)。イチョウ(Ginkgo biloba)の処置用量は100mg/kg体重であり、サンショウ(Zanthoxylum)抽出物は3種の用量(50(低用量)、150(中用量)、450(高用量)mg/kg体重)で試験された。ロリプラムは試験の30分前に腹腔内注射によって投与された(0.1mg/kg体重)。] [0043] ビヒクル処置同腹子(陰性対照)と比較すると、サンショウ(Zanthoxylum)処置動物は、試験および記憶期中に、および休薬期間後に有意により良い学習および記憶能力を示した。] [0044] 図1aは飛び降り試験における誤り率を示す。a:休薬期間における、ビヒクル処置して年齢をマッチさせた同腹子との有意差。これらの結果は、全ての動物が課題を同様に良好に学習したことを示すが、サンショウ(Zanthoxylum)処置マウスは対照動物よりも顕著により長く記憶を保った。] 図1a [0045] 図1bは、飛び降り行動試験における、電気ショック回避までの遅延時間の長さを示す。a:休薬期間における、ビヒクル処置して年齢をマッチさせた同腹子との有意差。b:休薬期間における、イチョウ処置陽性対照との有意差。ここでもサンショウ(Zanthoxylum)処置マウスは、その他の群よりも顕著により長く記憶を保った。] 図1b [0046] 結論として、サンショウ(Zanthoxylum)全果抽出物で処置されたマウスは、それらの年齢をマッチさせた対照よりも顕著により良い記憶能力を示した。サンショウ(Zanthoxylum)処置マウスは、年齢をマッチさせた対照だけでなくイチョウ処置陽性対照よりもまた成績が良かった。] [0047] [実施例4] [2つの伝統的な齧歯類の学習および記憶モデルにおけるサンショウ(Zanthoxylum)全果抽出物の効果:2−モーリス水迷路] モーリス水迷路は、齧歯類において空間記憶を試験するための最も良く認められたパラダイムの1つである。マウスは丸いプール内で泳がなくてはならず、隠れた踏み台を探し出さなくてはならない。方向付けの助けとして、それらは実験室内の視覚的手がかりを使用する。] [0048] この実験で本発明者らは、時計の10時方向の境界から10cmに位置する隠れた踏み台(10cm×10cm)がある、直径=1.5mのモーリス水迷路を使用した。0日目にマウスを順応させて、踏み台に向かって泳ぐように2回訓練した。] [0049] 1〜4日目にはマウスを毎日2回訓練し、踏み台を探し出すまでの時間を記録した。毎日2回の試験の平均時間を計算した。さらに踏み台横断回数もまた記録した。最初の3日間のスコアを訓練スコアとした。4日目の2回の試験を試験スコアとした。] [0050] 訓練セッション中、低および中濃度のサンショウ(Zanthoxylum)を投与された群のみが、成績が顕著に良かった。プローブトライアルが実施された4日目には、中濃度サンショウ(Zanthoxylum)群が、年齢をマッチさせた対照動物と比較して顕著に短い遅延時間を示し、サンショウ(Zanthoxylum)抽出物による処置が、動物の学習および記憶能力の双方に影響を与えることが示唆された。] [0051] 結果は図2に示され、訓練期間中にモーリス水迷路内の隠れた踏み台を探し出すまでの遅延時間が示される。a:初日における、ビヒクル処置して年齢をマッチさせた同腹子との有意差は、低用量サンショウ(Zanthoxylum)抽出物での処置が動物の学習能力を顕著に改善することを強調する。中用量では、サンショウ(Zanthoxylum)処置は、イチョウ処置動物で観察されたのよりも学習行動をさらに改善した。4日目のプローブトライアル中には、中用量サンショウ(Zanthoxylum)群とビヒクル処置して年齢をマッチさせた同腹子との間に有意差が観察され、ここでもサンショウ(Zanthoxylum)抽出物が動物の記憶能力を顕著に改善することが示された。] 図2 [0052] [実施例5] [軟質ゼラチンカプセルの調製] 次の成分を含んでなる軟質ゼラチンカプセル(200mg)を調製してもよい。] [0053] ] [0054] 成人に3ヶ月間にわたり毎日2個のカプセルを投与してもよい。認知機能、敏捷性、記憶および作業集中能力が改善される。] [0055] [実施例6] [強化ノンベークドシリアルバーの調製]] [0056] ] [0057] カホクザンショウ(Zanthoxylum bungeanum)全果抽出物を脱脂粉乳と予混合して、遊星形ボールミキサーに入れる。コーンフレークおよびライスクリスピーを添加して、全てを穏やかに混合する。次に乾燥カットリンゴを添加する。1つの調理鍋中で、砂糖、水、および塩を上掲の量で混合する(溶液1)。第2の調理鍋中で、グルコース、転化糖シロップ、およびソルビトールシロップを上掲の量で混合する(溶液2)。脂肪相はベーキング油脂、パーム核油、レシチン、および乳化剤の混合物から構成される。溶液1を110℃に加熱する。溶液2を113℃に加熱して、次に冷水浴中で冷却する。引き続いて溶液1および2を合わせる。脂肪相を水浴中で75℃で溶解し、次に溶液1および2を合わせた混合物に添加する。リンゴ香料およびクエン酸を液体糖/脂肪ミックスに添加する。液塊を乾燥成分に添加して、遊星形ボールミキサー内で良く混合する。塊を大理石板上にのせて、所望の厚さに伸ばす。塊を室温に冷却して裁断する。ノンベークドシリアルバーは、一食(30g)当たり約29mgのカホクザンショウ(Zanthoxylum bungeanum)全果抽出物を含有する。総体的健康および元気づけのために、1日当たり1〜2個のシリアルバーを摂食してもよい。] [0058] [実施例7] [カホクザンショウ(Zanthoxylum bungeanum)全果抽出物被覆ポテトチップの調製] ジャガイモを非常に薄くスライスしてオリーブ油を振りかけ、オーブン(425°F)内で褐色になりパリッとするまで焼く(約30分間)。代案としては、薄いスライスを植物油中(350〜375°F)でパリッとするまで揚げる。引き続いて、ポテトチップを、海塩およびカホクザンショウ(Zanthoxylum bungeanum)全果抽出物を含んでなる組成物で被覆する。] [0059] [実施例8] [カホクザンショウ(Zanthoxylum bungeanum)全果抽出物を含有する乾燥ドッグフード] 市販のイヌ用基礎食(例えばMERA−Tiernahrung GmbH,Marienstrasse 80−84,D−47625 Kevelaer−Wetten,GermanyからのMera Dog「Brocken」)に、ビタミンC(例えばスイス国カイザーアウグスト(Kaiseraugst)のDSMNutritional Products Ltd.からのROVIMIX(登録商標)C−EC)およびその誘導体、すなわち一リン酸アスコルビルナトリウム(例えばスイス国カイザーアウグストのDSM Nutritional Products Ltd.からのSTAY−C(登録商標)50)またはL−アスコルビン酸ナトリウム/カルシウムの三リン酸、二リン酸、および一リン酸エステルの混合物(例えばスイス国カイザーアウグストのDSM Nutritional Products Ltd.からのROVIMIX(登録商標)STAY−C(登録商標)35)などの抗酸化剤と共に、体重1kg当たり5mgのカホクザンショウ(Zanthoxylum bungeanum)全果抽出物の1日量をイヌに投与するのに十分な量で、カホクザンショウ(Zanthoxylum bungeanum)全果抽出物を含有するコーンオイル懸濁液を噴霧する。約90重量%の乾燥物質を含有するように、食品組成物を乾燥させる。1日当たりおよそ200gの乾燥ドッグフードを消費する体重10kgの平均的なイヌでは、ドッグフードは1kg当たりおよそ250mgのカホクザンショウ(Zanthoxylum bungeanum)全果抽出物を含有する。より体重の重いイヌでは、飼料混合物を適宜調製する。イヌのストレス、恐怖、および攻撃性の低減のために、動物保護施設のイヌにドッグフードを定期的に与えることができる。動物病院の受診、または動物病院への滞在、または休暇中の別離前には、少なくとも1週間前、ストレス性の事象の最中、そしてその後1週間、ドッグフードを与えることができる。] [0060] [実施例9] [カホクザンショウ(Zanthoxylum bungeanum)全果抽出物を含有する湿潤キャットフード] 市販のネコ用基礎食(例えばHappy Cat「Adult」,Tierfeinnahrung,Suedliche Hauptstrasse 38,D−86517 Wehringen,Germany)に、ビタミンC(例えばスイス国カイザーアウグストのDSMNutritional Products Ltd.からのROVIMIX(登録商標)C−EC)およびその誘導体、すなわち一リン酸アスコルビルナトリウム(例えばスイス国カイザーアウグストのDSM Nutritional Products Ltd.からのSTAY−C(登録商標)50)またはL−アスコルビン酸ナトリウム/カルシウムの三リン酸、二リン酸、および一リン酸エステルの混合物(例えばスイス国カイザーアウグストのDSM Nutritional Products Ltd.からのROVIMIX(登録商標)STAY−C(登録商標)35)などの抗酸化剤と共に、体重1kg当たり10mgのカホクザンショウ(Zanthoxylum bungeanum)全果抽出物の1日量をネコに投与するのに十分な量で、カホクザンショウ(Zanthoxylum bungeanum)全果抽出物を含有するコーンオイル懸濁液を混合する。およそ400gの湿潤キャットフードを消費する体重5kgの平均的なネコでは、キャットフードは1kg当たりおよそ125mgのカホクザンショウ(Zanthoxylum bungeanum)全果抽出物を含有する。約90重量%の乾燥物質を含有するように、食品組成物を乾燥させる。ネコのストレス、恐怖、および攻撃性の低減のために、動物保護施設のネコにキャットフードを定期的に与えることができる。動物病院の受診、または動物病院への滞在前には、少なくとも1週間前、ストレス性の事象の最中、そしてその後1週間、キャットフードを与えることができる。] [0061] [実施例10] [カホクザンショウ(Zanthoxylum bungeanum)全果抽出物を含有するイヌのおやつ] 市販のイヌのおやつ(例えばMERA−Tiernahrung GmbH,Marienstrasse 80−84,47625 Kevelaer−Wetten,Germanyが供給するイヌ用Mera Dog「Biscuit」)に、ビタミンC(例えばスイス国カイザーアウグストのDSMNutritional Products Ltd.からのROVIMIX(登録商標)C−EC)およびその誘導体、すなわち一リン酸アスコルビルナトリウム(例えばスイス国カイザーアウグストのDSM Nutritional Products Ltd.からのSTAY−C(登録商標)50)またはL−アスコルビン酸ナトリウム/カルシウムの三リン酸、二リン酸、および一リン酸エステルの混合物(例えばスイス国カイザーアウグストのDSM Nutritional Products Ltd.からのROVIMIX(登録商標)STAY−C(登録商標)35)などの抗酸化剤と共に、おやつ1g当たり0.5〜5mgのカホクザンショウ(Zanthoxylum bungeanum)全果抽出物をおやつに投与するのに十分な量で、カホクザンショウ(Zanthoxylum bungeanum)全果抽出物を含有するコーンオイル懸濁液を噴霧する。約90重量%の乾燥物質を含有するように、食品組成物を乾燥させる。恐怖および緊張を低下させるために、日中ドッグフードに加えて、または給餌が保証されない場合、すなわち旅行中に毎日5回まで、おやつを与えることができる。] [0062] [実施例11] [カホクザンショウ(Zanthoxylum bungeanum)全果抽出物を含有するネコのおやつ] 市販のネコのおやつ(例えばWhiskas,MasterfoodsGmbH,Eitzer Str.215,27283 Verden/Aller,Germanyが供給するネコ用Whiskas Dentabits)に、ビタミンC(例えばスイス国カイザーアウグストのDSMNutritional Products Ltd.からのROVIMIX(登録商標)C−EC)およびその誘導体、すなわち一リン酸アスコルビルナトリウム(例えばスイス国カイザーアウグストのDSM Nutritional Products Ltd.からのSTAY−C(登録商標)50)またはL−アスコルビン酸ナトリウム/カルシウムの三リン酸、二リン酸、および一リン酸エステルの混合物(例えばスイス国カイザーアウグストのDSM Nutritional Products Ltd.からのROVIMIX(登録商標)STAY−C(登録商標)35)などの抗酸化剤と共に、おやつ1g当たり0.5〜5mgのカホクザンショウ(Zanthoxylum bungeanum)全果抽出物をおやつに投与するのに十分な量で、カホクザンショウ(Zanthoxylum bungeanum)全果抽出物を含有するコーンオイル懸濁液を噴霧する。約90重量%の乾燥物質を含有するように、食品組成物を乾燥させる。恐怖および緊張を低下させるために、日中キャットフードに加えて、または給餌が保証されない場合、すなわち旅行中に毎日5回まで、おやつを与えることができる。]
权利要求:
請求項1 認知機能を改善する量のカホクザンショウ(Zanthoxylumbungeanum)全果抽出物を投与するステップを含んでなる、動物またはヒトにおいて認知機能および/または心理的健康を改善する方法。 請求項2 カホクザンショウ(Zanthoxylumbungeanum)全果抽出物を、長期増強を誘発するのに効果的な量で投与するステップを含んでなる、請求項1に記載の方法。 請求項3 前記認知機能および/または心理的健康が、良好な認知性およびバランスの維持、学習、言語処理、問題解決、知的機能、心理社会的負担に対処する能力、注意力および集中力、記憶、想起能力、精神的敏捷性、精神的覚醒状態、精神的疲労、精神的状態の安定化、ストレス緩和剤、作業過負荷ストレス、ストレス関連疲労および/または燃え尽き、およびリラクセーション促進からなる群から選択される、請求項1に記載の方法。 請求項4 認知機能を改善する量のカホクザンショウ(Zanthoxylumbungeanum)全果抽出物を含んでなる、動物またはヒトにおいて認知機能を改善するための栄養補給食品または薬剤を製造するのに使用される組成物。 請求項5 前記組成物がカホクザンショウ(Zanthoxylumbungeanum)全果抽出物を、長期増強を誘発するのに効果的な量で含んでなる、請求項4に記載の組成物。 請求項6 前記認知機能が、良好な認知性およびバランスの維持、学習、言語処理、問題解決、知的機能、心理社会的負担に対処する能力、注意力および集中力、記憶、想起能力、精神的敏捷性、精神的覚醒状態、精神的疲労、精神的状態の安定化、ストレス緩和剤、作業過負荷ストレス、ストレス関連疲労および/または燃え尽き、およびリラクセーション促進からなる群から選択される、請求項4に記載の組成物。 請求項7 カホクザンショウ(Zanthoxylumbungeanum)の全果抽出物を含んでなる栄養補給食品。 請求項8 果実および果皮を水に曝して水性抽出物を得るステップと、水を除去して水性抽出残留物を得るステップと、前記水性抽出残留物を有機溶剤で再抽出するステップによって調製される、カホクザンショウ(Zanthoxylumbungeanum)の全果抽出物。 請求項9 前記有機溶剤がメタノールおよびメチル−tert−ブチルエーテルである、請求項8に記載の抽出物。
类似技术:
公开号 | 公开日 | 专利标题 Katz et al.2011|Cocoa and chocolate in human health and disease CN105228627B|2018-07-13|亮氨酸和烟酸降低脂质水平 Al-Qarawi et al.2003|Gastrointestinal transit in mice treated with various extracts of date | Rubio et al.2011|Aqueous extract of black maca | on memory impairment induced by ovariectomy in mice Yi et al.2010|Involvement of monoaminergic system in the antidepressant-like effect of the flavonoid naringenin in mice Christaki et al.2004|Effect of a mixture of herbal extracts on broiler chickens infected with Eimeria tenella Foyet et al.2011|Methanolic extract of Hibiscus asper leaves improves spatial memory deficits in the 6-hydroxydopamine-lesion rodent model of Parkinson's disease Haider et al.2011|Effects of walnuts | on learning and memory functions JP4237063B2|2009-03-11|骨健康のための植物抽出物を含む食品又はペットフード組成物 KR101454039B1|2014-10-27|손상된 신경전달과 관련된 질환의 치료를 위한 약품 CN103347406B|2015-08-05|使用β-羟基-β-甲基丁酸盐改善脑部发育和认知功能的方法 US20100166851A1|2010-07-01|Composition having lipolytic activity, production method thereof and use of the composition Ramirez et al.2005|Effect of lyophilised Vaccinium berries on memory, anxiety and locomotion in adult rats JP4421832B2|2010-02-24|Memory accelerator EP2785354B1|2020-09-09|Composition comprising vicenin-2 having a beneficial effect on neurological and/or cognitive function Liu et al.2013|Antidepressant-like effects of tea polyphenols on mouse model of chronic unpredictable mild stress US10028990B2|2018-07-24|Functional foods and beverages with synergistic properties to promote homeostasis ES2379810T3|2012-05-03|Composiciones nutracéuticas para el tratamiento de la atrofia muscular Ogbe et al.2010|Antianaemic potentials of some plant extracts on phenyl hydrazine-induced anaemia in rabbits Khaliq et al.2018|The physiological role of boron on health US9895375B2|2018-02-20|Compositions containing riboflavin and sesamin-class compounds ES2357261T3|2011-04-20|Derivados de ligustilide para el tratamiento de trastornos del sistema nervioso central. Yakubu et al.2015|Antidiarrhoeal activity of aqueous extract of Mangifera indica L. leaves in female albino rats Del Rosario et al.2012|Effects of a high-fat diet and bamboo extract supplement on anxiety-and depression-like neurobehaviours in mice CN102762573A|2012-10-31|用于在神经退行性障碍中保护脑部健康的化合物、组合物和方法
同族专利:
公开号 | 公开日 KR20100095003A|2010-08-27| CN101888847A|2010-11-17| WO2009071273A1|2009-06-11| EP2214687A1|2010-08-11| US20110045109A1|2011-02-24|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
2011-11-22| A621| Written request for application examination|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111121 | 2012-02-17| A761| Written withdrawal of application|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20120216 |
优先权:
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